コラム

この春は、個人の判断よる脱マスク生活がスタートし転機を迎えましたが、皆様いかがお過ごしですか？今、世間を賑わせているChat GPT（対話型の人工知能：A I）の最新作「GPT-4」による技術革新による新たな流れも生まれました。そして、藤井聡太王将初防衛、史上最年少六冠の王手に！「ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）」で侍ジャパンが世界一に！ 東京は、早くも桜の開花が発表されました。明るい話題が目白押しで、前向きな気分になります。今日は、リアルな人と人をテーマにしてお伝えします。

侍ジャパンの技術力と人間力

沸きました！震えました！感動しました！侍ジャパンありがとう。技術力と人間力の高さにも感服しました。14年ぶりのWBC王座奪還の世界一達成！金メダルおめでとうございます。日本中が興奮冷めやらぬWBCトークで、勝利の余韻を噛み締めてしまいますね。「野球離れ」とか「テレビ離れ」と言われる時代に、WBC日本戦４試合の中継が驚異的な視聴率で40％超えだったそうです。これほどまでに盛り上がり多くの国民の関心を集めたことが数字にも反映されたということですよね。「スター軍団に臆するな！」と強い精神で挑み、日本の野球が世界に勝てることを証明したWBCでした。野球を愛し、選手を信じ抜いた、栗山英樹監督の胴上げに、同年代の多くのシニアの方々が心を揺さぶられたのではないでしょうか。監督や選手たちの発する言葉からも、未来を担う子どもたちへのメッセージや日本だけでなくアジアを含めた世界的視点での野球界全体の未来に向けた想いが伝わってきました。見えないところの苦労と努力の結晶、想像できないストレスやプレッシャーがあったと思います。諦めずに挑むこと、チームプレーの素晴らしさ、改めて野球の魅力にパワーをもらいました。侍ジャパン選手の活躍、それを支えた関係者の存在、とても胸が熱くなる試合でした！今後の経済効果にも期待が高まります。

「臥薪嘗胆」という言葉

WBCスランプに陥り脱出した、侍4番の「村神様」と呼ばれる村上宗隆選手の精神力の土台となっている言葉が報道で紹介されていました。恩師である高校時代の監督からの言葉だそうで「臥薪嘗胆（がしんしょうたん）」という四字熟語です。困難や苦難を耐え忍んで努力することで、最後には目的を達成するという意味。まさに、臥薪嘗胆を体現したWBCでの逆転につながる同点ホームランでした。栗山監督が「最後、お前で勝つんだ！」と不振の主軸を打席に送ったエピソードにも痺れますね。人生では結果が出てないと落ち込んでしまったり、努力するのが嫌になったりすることもあります。そんな時こそ、自分や仲間を信じる力を持ち、村上選手を見習って「臥薪嘗胆」を心に刻み精進していきたいですね。

リアルな人と人の力こそ！

侍ジャパンはリアルな人と人の力を発揮するために、コミュニケーションを大切にしていたことが勝利へ導いたと注目されていますね。率先してチームワークを築いていった最年長ダルビッシュ有選手と、MVP獲得した大谷翔平選手。環境に慣れない若手の選手や日本語が話せない外国人選手へ働きかけ、共通の目標に向かって心を通い合わせることでチーム全体が一体となったこと。さらに、チーム全体が周りの人やファンに感謝の気持ちを伝えることで、相手に共感を呼び起こす力を生み出し、多くの国民の心を動かしました。デジタル化が進む時代だからこそ、アナログな繋がりが大切になります。実際、コロナ禍では直接会うコミュニケーションの重要性を再認識した方も多いと思います。これからのビジネスでは、デジタル人材だけでは未来は開けません。様々な分野の年代や性別を超えた人たちが強い想いで繋がっていくことが重要になってくるのです。そういう意味でも、WBC侍ジャパンは自分たちのプレーや精神を通じて、世界に大きなメッセージを伝えたと思います。

A I技術と人の掛け合わせ

進化するAI技術と人の掛け合わせが大事な理由は、AIが持つ高度な情報処理能力と人間の持つ創造性や思考力を組み合わせることで、より高度な問題解決やサービス提供が可能になるからです。また、AIが人間の業務をサポートすることで、人間がより生産的な業務や創造的な活動に集中することができるようにもなります。そのため、AIと人間の対話力を磨くことで、より質の高い顧客サービスが実現できるようになるわけです。AIはリアルな人たちの動きを後押しするツール（道具）でしかありません。人は人からモノを買うというマーケティングは、いつの時代も不変なのです。 元気な日本の未来を創る「技術と人の掛け合わせ」として、アナログの地盤を大事にして将来像を建設的なコミュニケーションで議論していきたいですね。

まとめ

先の見えない不確実な時代は続きますが、一方でデジタル技術もどんどん進化していきます。次にどのようなサービスが生まれ、どんな風に生活が変化していくのか予想がつきません。だからこそ、様々な人がオンラインとリアルをうまく使って交わり、知恵を絞ってイメージを想像し、新たな価値を創くっていくことに向き合っていきたいですね。力強いパワーがみなぎる日本の未来のために！シニア市場のビジネスを「もっと詳しく知りたい！」 という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。