コラム

明けましておめでとうございます。新しい年がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。新たな気持ちで、２０２３年・令和５年を迎えられたでしょうか。コロナ禍４年目の“ウィズコロナ”が求められる「卯（うさぎ）年」は、新しい時代の幕開けを示唆してくれることを願うばかりです。今日は、実り多き一年にする、意識を高めていく話題を取り上げます。

古き良き「招福」の知恵

２０２３年の卯年は「癸卯（みずのと・う）」という年で、『冬が明け春の兆しが訪れる年』と云われているようです。ウサギは古来より、縁起が良い動物といわれています。長い耳は情報収集に長けて人間関係や仕事の好転をもたらすこと、飛び跳ねるイメージから「飛躍」の象徴とされています。また、子沢山であることから、子孫繁栄、豊穣の象徴であるともいわれます。さらには、月にうさぎのシルエットが見えることから転じて、うさぎは月の使いといわれ「ツキを呼ぶ」縁起の良い動物とされているそうです。新しい年は、ウサギのように軽やかに跳ね上がる飛躍の年にしていきましょう！

シニア向け干支グッズ活用

素晴らしい日本の伝統を大切にすることもシニア層の特徴です。縁起（ゲン）を担ぐ！福をもたらしてくれそうな「干支グッズ」は、シニア向けノベルティや粗品におすすめです。シニア向けグッズは、販促品・ノベルティとしての需要が高く、愛用いただける商品には、ルーペや万歩計などの健康グッズや年金手帳や保険証カバーなど、集客グッズやシニア向けの展示会・セミナーイベント記念品として様々なシーンで利用できます。干支や縁起物モチーフでイベントを大いに盛り上げ、豪華に明るい気持ちで、新年を迎えられるよう「招福」をテーマにしたアイテムやサービスを提供し、笑顔と元気を届けたいですね。

ウサギとカメの教訓とは？

一方でウサギと言えば、イソップ寓話でお馴染みの「ウサギとカメ」の有名な話を思い浮かべてしまいませんか？ゴール達成までのウサギとカメによるプロセスのお話でしたよね。レースで、のろまなカメに対して、ウサギは油断して昼寝をしてしまいます。ところが、カメはコツコツと歩みを進め、ウサギを追い抜いて思わぬ結果をもたらしました。ここから学べる教訓として、「油断大敵」「明確な目標設定」「諦めずに努力する」など、自分のゴールが見えていないと、他人と比べて自分を見失ってしまうという奥の深い話です。つまり、ウサギはカメ（他人）を意識し、カメはゴールを意識し、「見ているところが違った」ということが、カメがウサギに勝てた理由だと言えます。競争相手に惑わされることなく、ゴールは何かを見極め、しっかりレースの本質を捉える重要性を思い知らされるようです。ビジネスや人生においても、どこに向かうか迷わないようにゴールの設定は大切です。

新しい一年を迎える計画

「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、新しい一年を迎えるにあたり、その一年になすべきことを、年の初めの元旦に目標と計画を立てること。何事も始める時には、きちんとした計画を立てなくてはならない。そうすることで、その一年が有意義な一年になるという教えです。例えば、撒いた種が、芽を出し、葉を伸ばし、花を咲かせ、実をならす。何か、収穫をしたければ、ただ土を眺めていても始まりませんよね。自然の摂理という四季のように、凍える冬には、しっかりと養分を吸い上げて、発芽力を蓄える時期もあることで、光に向かって芽を出す準備をしていきます。必要なプロセスを無視して、焦って慌ててしまわないように準備は大事です。新年の幕開けである1月には、様々なお店で初売りが行われ、福袋や新春割引セールなどのキャンペーンが行われることが多いです。また、着付け目的で美容院の需要が伸びたり、イベントなど会合目的での飲食店の予約が増えたりすると考えられます。季節の特徴や状況と引き続きコロナ感染対策を踏まえて、販促計画を立て、マーケティング活動に役立てましょう。最高の一年に向けて、仕込みをしていきましょう。早めに仕事やプライベートの予定なども計画しスケジューリングできると良いですね。

まとめ

事業計画や年間計画等、あらゆる販促計画を立てる上では、生活者の感覚とズレのない提案・消費のモチベーションを高める取り組みにすることが重要です。そのためには、生活者の現状の実態把握に加え、これからどんな行動・ニーズ・価値観が生まれそうか、半歩先の生活者インサイト、生活者潮流を発見・予測し、先を見越し、生活者の消費マインドを刺激する提案をしていく必要があります。新しい年が皆様にとって健やかで素晴らしい年でありますよう、心からお祈り申し上げます。シニア市場のビジネスを「もっと詳しく知りたい！」 という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。