コラム

師走の慌ただしさの中、いかがお過ごしでしょうか？年末の風物詩とも言えば大掃除ですね。スッキリした環境で心地よく新年を迎えたいものです。そこで、今日は、シニアの「捨て活と片づけ」をテーマにお伝えします。

ゆるく気楽に「捨て活」を始める

「捨て活」という言葉をご存知ですか？読んで字のごとく、「モノを捨てる活動」を略して「捨て活」だそうです。「不要なものを捨てる、手放す」という行為ですが、断捨離より 堅苦しさがなく、ゆるく気楽に取り組むことが違いのようです。つまり、「捨て活」は、すぐにでも誰もが始められる活動です。最近は、「就活」「婚活」「終活」など、「○○活」という言葉が生まれて使われますよね。どうやら、過去にTwitterで「断捨離」という言葉が商標登録されているため、「ブログやYouTubeでも使えない？！」ということが話題に上がったことから、その代わりとして「捨て活」という言葉が使われ始め広まっているそうです。日頃から意識して、少しずつでも「捨て活」を始めて、不要なモノは手放しておけば、年末の大掃除もラクになりますね。しかも、モノへの取り組みは、人の心にも良い影響が及んでいくので、心も軽やかにしていきましょう。

習慣を見直す片づけスイッチ！

重い腰を上げ、張りきって家の片づけを始めようとしても、「これはまだ使える、これは高かったものだから…」とかで、整理整頓が全く進まない経験ってありませんか？口癖は「もったいない」と言っていませんか。そうなると、だんだん体も辛くなり、掃除すら億劫になってきたりしてしまいます。確かに、「もったいない」は日本人の美徳ですが、なんでもかんでも「もったいない」と言って使わないでため込み、処分に頭を悩ませてしまうのは本末転倒ですよね。視点を変えると、使わないものを保管しているスペースこそ「もったいない」と気づけるかも知れません。「もったいない」の呪縛から抜け出せば、モノだけでなく思考や行動からも無駄が省かれ、自分の時間を有意義に使うことができるようになりそうです。何気なく続けていた暮らしの習慣を一度手放してみると、肩の荷がスッキリ、負担に思っていたことから解放され、ストレスなく別のことを楽しむ「ゆとり」が生まれます。

快適なシニアライフへ

なんでも自分でやらなくては、と思い込んでいたものをやめて、最近は細やかなサービスが充実したプロにお任せする選択肢もあります。

＜主な依頼方法＞

▶︎家事代行サービス

▶︎片づけの専門家

▶︎ハウスクリーニング

片づけと掃除は生涯にわたり、必要な習慣ですね。なかでも、特にシニアにとっての悩みとして、自らが元気なうちに整理整頓を始めたいと願う心理があります。お金に換算できるもの、生きるうえで心の支えにしているもの以外は、売る、譲る、捨てるという選択で処分することができます。

＜主な処分方法＞

▶︎自治体で処分する

▶︎家族や知人などに譲る

▶︎リサイクルショップなどに売る

▶︎ヤフーオークション、メルカリで売る

▶︎不用品回収業者へ依頼する

パソコン、スマホを使ってメルカリ出品する方法を、シニア向けに判りやすく解説する講座なども開催されています。インターネットをうまく取り入れてシニアライフを楽しむ人も増えてきています。片づけではガンガン捨てること推奨されがちですが、それが目的だと気持ちが重くなります。シニア世代にとって大切な時間、趣味に没頭したり、家族が集まり笑い合ったりするための明るい前向きな片づけを目指したいですね。

2021今年の漢字は「金」

毎年恒例の清水寺で大きな和紙に今年の漢字は「金」が描かれましたね。その年の世相を一文字で表す漢字です。あなたは「金」＝（キン）、それとも「金」＝（カネ）、何と読みますか？選ばれた理由については、今年は、開催された東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の「金」メダルを獲得したほか、ゴルフで日本人初のマスターズ制覇、将棋界でも最年少四冠達成など、国内外でこれまで成し得なかった多くの「金」字塔が打ち立てられたりしました。また、コロナによる飲食店への休業支援「金」・給付「金」、新紙幣印刷開始や新500円硬貨流通など、お「金（カネ）」にまつわる話も数多く話題に上がりました。この「金」という字、2016年以来５年ぶり４度目の１位となり、いずれもオリンピック開催の年には「金」が選ばれる傾向にあるそうです。

まとめ

年齢を重ねるにつれ、管理能力は低下していきます。だからこそ、シニア世代は自分が管理できるだけの量を持ち、身軽に動ける暮らしていきたいものです。人生100年時代！「金メダル」のように輝くシニアライフを謳歌していきましょう！シニア市場のビジネスを「もっと詳しく知りたい！」 という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。