コラム

寒さが肌をさす今日この頃、いかがお過ごしでしょうか？冬は冷え込みや乾燥することもあり、シニア層にとって心身の不調や体調を崩しやすい季節でもあります。未然に防いでいくことが健康と安全を守っていくことに繋がります。体も心も早めに変化に気づいてケアしましょう。僕はこの時期、結構肌が乾燥してしまい、ついつい爪で搔いてしまい赤くなってしまいます。今日は、冬を元気に過ごすために、「休み方」をテーマにお伝えします。

「休む」を決めることも大事

年が明けて、気づいたら１月も後半になりました。なんだか、「いまいち調子が出ない…」という方は、いませんか？ 本来なら今年やりたいことや目標を大いに掲げて、エンジン全開！といきたいところなのに、やる気が起こらず休むことに、罪悪感を抱いたり焦ったりしていませんか？休むことが苦手なのは、「自分は働いて当たり前」の日本人の気質とも言われますよね。しかし暦では、季節の変り目という『冬土用（１/17～ ２/３）』で。立春、立夏、立秋、立冬の間にある浄化期間、または準備期間です。そして、春を迎える「立春」が２/４です。どんなに丈夫な人でも、走り続けていては、疲れ果てて、体調を崩してしまうかも知れません。「寒い冬を元気に乗り越えよう！」という、先人の知恵を生活に取り入れて過ごすのも良いですね。栄養のつくものを食べ、ゆったり流れる時間で健康の底上げを図ることです。次の季節を良いスタートにするために、「休める、自分をケアする」と決めることも大事です！

２種類の休み方パターンとは？

休み方には、「リラックスとリフレッシュ」の２種類のパターンがあります。それぞれ違いはありますが、どちらも「戻す」という意味が含んでいます。 ◎リラックスは、体を休めること（副交感神経を働かせること） →寝る、お風呂、マッサージ など主に「身体を緩める」静的なもの ◎リフレッシュは、気分転換をすること（交感神経を働かせること） →買い物、飲み会、スポーツ など主に「心を新鮮にする」動的なもの 上手な休み方のポイントは、ゆったりしたいときはリラックス、すっきりしたいときはリフレッシュ、そのときその場所の気分や状態に合わせて、使い分けたり組み合わせたりしながら、ストレスや疲れから回復することです。どちらかに偏りすぎても悪循環になってしまいます。例えば、リラックスでは、寝すぎて体がだるいなんて経験ありませんか？逆に、リフレッシュの飲み会なら、二日酔いで体がしんどい状態です。リラックスとリフレッシュはバランスが大切です。

体と心の「ON・OFF」のスイッチ

体と心の「ON・OFF」のスイッチを自分で操作できるようになることは、健康で元気にシニアライフを楽しむためにも、今から対策を意識して高めていきたいですね。刺激を与えればスイッチは 「ON」 になり、 「OFF」にしたい時はスイッチを切ることです。例えば、ツボを押したり笑ったりするだけでも交感神経は刺激されます。逆に、深呼吸したり目をつむったりするだけでも、スイッチは 「OFF」になり副交感神経が働きます。いつでも・どこでも・ひとりでも実践できる簡単な方法として、リラックスには遠くや草木花を見ること、リフレッシュは鼻歌を歌うこともオススメです。いろいろ試して、自分に合った「リラックス法＆リフレッシュ法」を見つけてください！

プロ野球「オフシーズン」の大切さ

プロ野球の一年間は、「シーズン（活動期）」と「シーズンオフ（休止期）」に大別できます。このシーズンオフを怪我や疲れを癒し、家族・友達・お世話になった人との時間を過ごしたら再び体づくりと練習の日々になります。自分をしっかりと見つめ直し、より自分にあった取り組み方で、体を休ませつつ、体が鈍らないように調整・準備をしていく大切な期間となるわけです。今年は、WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）2023が2017年以来の６年ぶりに開催されることになりましたね。3/8から開催されますが、侍ジャパン選手発表で大谷翔平選手にダルビュシュ有選手に、鈴木誠也選手が確定で、栗山英樹監督と選手のやり取りで史上最高チームと話題され、既に期待が高まります。日本プロ野球チームのメンバーも豪華で、メジャーリーグで活躍している選手が加わって盛り上がるWBC2023が楽しみです。

まとめ

2023卯年で、前回は「ウサギとカメ」の寓話を目標設定の話題で取り上げました。しかし、ウサギが休んだことへ視点を変えてみると、カメに比べてウサギの寿命や身体機能を考え、元気に跳ねて動くために、休むことを取り入れる大切さも学べる深い話ではないでしょうか。元気なシニアで飛躍するために「休み方」上手になりましょう！シニア市場のビジネスを「もっと詳しく知りたい！」 という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。