コラム

まもなく春の大型連休が訪れ、本格的な行楽シーズンが到来します。この時期になると、気持ちはそろそろゴールデンウィーク（GW）に向け、色々な計画を立てている方も多いのではないでしょうか？連休中のお出かけ情報を探す人が増える頃です。今年は特に、新型コロナウイルス感染症の規制も緩和されていく中、旅行を計画されている方もいらっしゃると思います。今日は、GWに関連するテーマを取り上げます。

５月は娯楽対策を徹底しよう！

2023年5月は、シニア層にとっても行楽イベント月間です。この時期は、家族や友人と一緒に行楽を楽しむ人も多く、こどもの日、母の日、運動会、そしてGWなど、イベントが目白押しです。シニア向けの優待サービスや特典をどんどん利用して楽しみましょう！特に、GWは最大9連休となり、旅行や屋外レジャー施設が賑わうことが予想されます。そのため、トラベルグッズや屋外グッズを充実させることが必要です。また、ホームパーティーを楽しむ方も多いため、大人数向けの料理やお菓子も用意しましょう。そして5月5日は子どもの成長を祝う『こどもの日』です。「孫を持つシニア世代」をターゲットにした、「孫ビジネス」も熱くなります。シニア層に向けた孫ビジネスには、孫を激愛する祖父母の買い物心をくすぐり、三世代の交流を促進させるコンテンツが鍵になります。「誰をターゲットにして何を伝えたいのか？」を明確にして商品やサービスの価値を届けることは大切です。このように、5月の販促には、行楽イベントに対する対策が必要です。シニア向けの商品やサービスをしっかりと用意し、顧客に寄り添った販促を展開していきましょう。

豊富な母の日ギフトとメニューを用意

母の日（5月第2日曜日、今年は5月14日）」もやってきます。母の日は、ギフト商戦が盛り上がる5月の一大商戦期で絶好の販促チャンスです。そんな母の日は感謝の気持ちを伝える日として定着し、プレゼントや手料理、お手伝いなど様々な形で表現されます。母の日の販促は、子どもが親に感謝するのをサポートする活動でもあります。そのため、販促効果だけでなく、企業イメージアップにもつながります。売場では、家族で楽しめるレシピ提案として手巻き寿司、ちらし寿司、オムライス、パスタ、ケーキなどを紹介し、子供向けのレシピも併せて用意しておくと良いでしょう。また、キッチン家電、美容グッズ、コスメ、名入れギフトなどの提供、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー、王道の花束、ブーケなどのお花のプレゼントも人気です。これらの商品に関する情報を提供し、販売拡充をしていくことで、シニア層に愛されるお店を目指していきましょう。

運動会を応援するお弁当＆宅配

5月は、春の運動会で地域や学校の運動会が開催される季節でもあります。特に地域の運動会は、子どもたちだけでなく、地域のシニアの方々も参加することが多いです。スポーツ大会やウォーキング大会なども春に開催されることがあります。これらのイベントは、運動不足解消や社交の場としてシニアの方々にとっても良い機会となります。シニア向け運動会において、以下のような販促やサービス提供が効果的です。 ①お弁当メニューの提案やレシピの提供 ＜例：売り場に設置することで、関連した食材の販売促進＞ ②運動会向け商品の販売 ＜例：応援グッズや運動靴、レインコート、日焼け止めなどの商品＞ ③特典や割引の提供&イベントの開催 ＜例：健康に関する講演会、運動会前の体操教室、運動会後の懇親会など＞ これらを実施することで、お客様とのコミュニケーションを深め、売上U Pを図ることが期待できます。

季節の変わり目とシニアの健康管理

季節の変わり目は、体調管理が重要です。 気温の変化や花粉など、体調不良になりやすい環境下にあります。 シニアの方は特に、健康管理に気を配る必要があります。例えば、適切な栄養素を摂取するための食事、適度な運動をするためのエクササイズ、質の良い睡眠などです。シニアの方々にとって健康は、日々の生活を楽しむための大切な要素です。また、早ければ5月後半には梅雨に入る可能性もあります。アジサイや蛍の観賞など、梅雨時期だからこそ楽しめるイベントは、GWが終わるとともに注目度が一気に高まります。早めにレインコートやブーツ、除湿機など梅雨対策も行っていきましょう。 特に、シニアの方には、湿気による健康被害が心配されますので、除湿機の効果的な使い方なども提案していきましょう。夏も近づいていますから、初夏のファッション提案に併せて、ダイエットや筋トレグッズの提案もしていると良いでしょう。シニアの方にも健康的なライフスタイルを提案することは喜ばれる要素です。

まとめ

今年は、家族や友人とのリアルな交流が実現できるGWが期待できそうですね。GW期間中は銀行や行政機関、病院はカレンダー通りのお休みのところが多いので、「うっかり」して困らないように事前に済ませておきましょう。5月は、心弾む楽しいことがたくさんあります。張り切って、シニアの方に楽しんでもらえる商品やサービスを提供していきましょう。シニア市場のビジネスを「もっと詳しく知りたい！」 という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。